夏の歌

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さ月まつ山郭公(やまほととぎす)       うちはぶき今も鳴かなん             こぞのふるごゑ 【よみ人しらず<古今集:夏歌 一三七>】 ・五月を待っているのであろう山郭公よ。  羽を振って、五月を待たずに鳴いては くれないだろうか。  去年の、あの声で今。    
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