恋の歌

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陸奥のの しのぶもぢずり たれゆゑに       乱れんと思ふ 我ならなくに 【河原左大臣<古今集:恋歌四 七二四>】 ・奥州は忍ぶ草で出来たもじずりの乱れ模様の如く、誰のせいでこの心は乱れていると思っているのか。  あぁもう、自分の心だと言うのにまるでままならない。 (こんなに心が乱れるのは、みなあなたの せいではないか)    
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