恋の歌

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秋の夜も 名のみなりけり   逢ふといへばことぞともなく              明けるものを  【小野小町<古今集:恋三 六三五>】 ・秋の夜長などと言われているけれど。 言うほどに長いものでもないではないか。  あなたと逢う夜は、呆気なく明けてゆくのだもの。    
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