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【ねぇ…妖精っているんだよ。】
【はぁ?何言ってんの?馬鹿?】
っと私は幼い頃から、妖精を信じて、他の人に妖精の話をすると馬鹿にされて来た…。
それ以来幼かった私は妖精の話をしなくなった。
それと同時に笑わなくもなった…。
それから⑬年…。
―⑬年後―
【お姉ちゃん!学校行こう!】
①歳年下の妹と一緒に学校へ行っている。
【わかったから速くして。】
いつものように私は冷たい言葉をかける。
【わかってるよ。】
その言葉に妹は凄く急ぐ。
【速くしなさいよ。】
【はいはい】
多分妹はめんどくさいなぁっと思っているだろう。
実は私もなのだ。
妹の世話は面倒いのだ。
【いってきまーす!】
妹は元気に挨拶して出るが、私は…。
【行って来るね。】
っと暗い挨拶だった。
それがいつもの挨拶だった。
そして、今から普通がおかしくなる…。
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