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春…高等部入学式…。
学校…
校門にて
女の子1「彗那さんだわ。…お声かけしましょう★彗那さん、おはようございます。祝辞読むんですよね~」
彗那「おはようございます。ええ…」
女の子2「私、応援してますから~クラス発表も楽しみですね。同じクラスでしたら、ぜひ仲良くしてください~それではごきげんよう…」
彗那「ええ、ごきげんよう…」
(同じクラスに…なったらかぁ…少し寂しい言葉ね。)
祝辞も無事に読み上げ…
式にはダリア姫はあいにくの欠席で…お城の仕事が忙しいのかな。
クラス発表もあったが…さっき校門で声をかけてくれた女の子は別々だった。
横を振り向くと彼女達がいて、新しく友達がまたできたようにも見えた。
声もかけず彗那は門を出ていこうとした…。
明日から、はまた日常に戻るから…
と…
思っていたら…
素敵な声が聞こえた…
歌?
音?
そっと誘われるように辿っていった…
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