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たどり着いたのは…
小さな浅い川だった…。
男の人が踊りながら音に合わせて声をだしていた。
彗那「はわぁ…。」
男「えっ…」
動きを止めて振り返る。
彗那「ごっごめんなさい~。珍しい音だったから…引かれてここに…」
男「いいですよ。俺はライブの練習に来てただけですから。」
彗那「ライブ?」
俺「まぁね、良かったら座って…曲を聞いてもらいたいんだ。お客様になってよ。君の合う曲をイメージするから…君…名前は…俺はガク(神楽)歌ってる時はガクって呼んで。名前はカグラなんだ。」
彗那「私は…」
名字まで言うと特別的な扱いをされるかもと思い…名前だけいった…
彗那「私は彗那(スイナ)」
ガク「じゃあ…スイナのためにこの曲を…」
ハーモニカをポケットから出してゆっくりした曲は続く…。
彗那「綺麗な…曲…」
これが…ガク(神楽)と彗那の初めての出会いだった。
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