対一年戦争

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「はぁっ……はぁ……」 「お前、そんなんでよく異名名乗れるな」 今は夕方。 場所は公園。 そこに、二人の男が対峙していた。 片方は、短い髪をオレンジ色に染め上げた、耳にピアスをした男。 その男が、一撃で対峙していたもう一人の男、鉄人の異名を持つ鉄人を殴り飛ばした。 「ぐぁっ!」 「……弱過ぎだな。お前本当に異名持ちか?」 オレンジ髪の男は鉄人を見下ろしながら言った。 鉄人はやられた時以外き声を出す事が出来なかった。 「がっかりだよ。鉄人の異名、俺が貰ってやるよ」 オレンジ髪の男は容赦なく鉄人の顔面を踏み抜いた。 鉄人は声を上げる暇もなく気絶させられた。 「ふ……流石俺様。あっという間に鉄人の異名ゲット~」 オレンジ髪の男は笑いながらその場を去った。
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