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「気がつきましたか」
部屋に入ってきたのは胡散臭い医師っぽいオッサン。
「あっ…はい」
「あなたの病状について話があります」
「じゃあたし外に出てるね」
「先生ー早くしてくれよ。アオイ外で待たせてんだからさ。すぐ退院できるんだろ?」
「…。」
何 険しい顔してんだよオッサン。
どうせ貧血かなんかだろ?
「長くて三ヶ月です。治療としては心臓移植しかありません。ただドナーの方が…」
何言ってんだコイツ。
三ヶ月?
俺が?
「はぁ?ふざけんじゃねぇぞ!何が三ヶ月だ!?心臓移植だ?俺はこうしてピンピン生きてんじゃねぇかよ!!」
興奮した俺は医師に詰め寄った。
その時また発作が起き俺はその場に倒れ込んだ。
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