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ウチと友達になろや―――
友達?
友達って―――
ピピピピ……
鳥の囀りが朝の訪れを告げ、夢の世界から私を目覚めさせる。
目がしぱしぱする。
……
…………
『……寝よう』
なにか忘れてるような気がするけど、眠いものは眠い。
布団の暖かいぬくもりに包まれ、再び眠りの世界へと―――
『イリヤー!朝よ!今日は遊園地へ行くのでしょう!』
『……そうだった』
布団を捲り、ベッドから降りる。
眠い目を擦りながら自室の扉を開けると、ここが研究所だと言うことを再認識させられた。
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