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時が止まった気がした。 空気が凝固して、風が止む。 背中を走る冷や汗が、薄手のセーターに染み込んでいく。 ―ハルカ、お前を迎えに来た― あぁ私、この声を聞いたことがある気がする。 そう、さっきも彼のことを――― 唐突にやってくる浮遊感。 眩しいほどの光が周りに溢れ…。 そこで私の意識は、闇へと沈んだ。
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