101号室

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あたし… こういう人苦手 何考えてるかわからんし、ヲタクっぽい… 「601号室に越して来ました…」 「花宮一羽。23歳。」 ハイぃぃぃぃぃぃぃ??? あたし名前言ってないし初対面ですよねぇ? しかも地元人じゃありませんよ~ 「な…なんで…???」 「何で名前知ってるの?でしょ?…挨拶は済んだから帰って良いですか?」 「あ、あなたのお名前聞いてません」 「あ~……眠いから帰る」 くるっと振り返って自分の部屋のドアに手をかけた。 「ちょちょちょっ!ちょっと!!名前くらい教えてくださいよっ!!」 腕を掴んで引き止めた。 「離せよっ!!やめてくれ!!」 すごい焦った様子で鍵を開けて急いで入って行った おい!!!ぐぉらぁ~!! 怒り狂いそうになった時、後ろから声がした…
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