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私の手には四つ葉のクローバのしおりがのっていた。
奏留『それは、ガキの頃とった四つ葉。』
琴乃『えっ!?じゃあ大事なものじゃないんですか?』
奏留『いいんだ。今日はそんな気分なんだよ。』
琴乃『ありがとうございます。大事にしますね。』
奏留はそのまま走って図書室を出ていった。
流川君…。
やっぱりいい人だな…。
口ではあんなこというけど
見た目は怖いけど…
心はこんなに綺麗なんだな。
琴乃『流川君…。』
私はまだ
この感情が何なのかわからなかった。
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