心の手錠

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きっと変わらないと信じてた 二人の愛は永遠だと 思えば何も与えられない 自分に気付きました 喧嘩する度君を困らせ 優しさ一つ見せられないで 気付けば君を追いつめていた 涙さえも拭けずにいました 愛の意味も知らないくせに 格好つけていた 「僕は君を失いたくはなかった」 いつかはね 知っていたんだ 君が耐え切れなくなることくらいは 間違った愛情表現  いき過ぎてしまっていたんだ 繰り返す嫉妬 それは怒りでしかなくて 止まない背徳は 君を無視した約束 愛の意味を 穿き違えて歩き続けた 「僕は君を失いたくはなかった」 いつかはね 知っていたんだ 君が耐え切れなくなることくらいは 間違った愛情表現  止まらなくなっていたんだ 哀しい嘘は 僕を覆いつくしているけど 今も僕は気付かないフリをしている いつかはね  その哀しみを 僕が埋めて  君を救ってみせるって 間違った生き方故に  結んだ心の手錠
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