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たくさんの雨に
うたれながら
泣き叫ぶ
僕の声は
雨で
かきけされていく
君を思いだし
ふと流れ出す感情
人ごみの中では
瞼に涙をため
我慢をする
独りになると
瞼をゆるめ
涙が頬をつたわる
小さなポケットに
つめこんだ
思い出が
全部を
涙と一緒に
川にほおりなげて
わすれよう
たくさんの雨に
うたれながら
泣き叫ぶ
僕の声は
雨で
かきけされていく
まだ未熟者の僕は
君を忘れることが
できないままで
こんな恋は
初めてなんだ
夢みたいな
君と目合わせて
一緒に手を繋いで
歩いたり
本気で君と
ケンカができた
縛られることなく
全部の心が
君に話してた
小さなポケットに
つめこんだ
思い出の
全部が溢れだして
涙が溢れだした
こんな気持ち
さしてくれたのは
世界中のどこを
探しても
見つからない
たった1人の君なんだ
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