記憶

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『お兄ちゃん、サクラね、おっきくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる』 これは私が3歳の時の記憶 その時兄は『結婚しよう』と言ってくれた 親から愛情を注がれない私には何よりも嬉しく生きる希望につながり それから毎日のように兄と一緒に行動した… しかしその幸せは長くは続かなく… 中学生になった頃から兄は私を拒むようになった…
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