爆睡中

出：横 副：丸､安

『はぁはぁはぁ…』

ガチャッバンッ

マンションから出るとやっぱりあのワゴン車が止まっていておもむろに助手席に座る。

「っどんだけ急いでんねん笑」

隆候に…とっ横山。横山、言われて自分がどれほど急いでたかバレてしまったらしく顔が赤くなるのがわかった

『急いでないしっ』

「いやっ顔まっかっかやで？」

どうやら顔が赤いのは走ってきたせいだと思ってるみたい。よしっ

『横山こそどうしたの？』

「別に～優しいお友達がいるんで～て、横山てなんやねん」

『横山じゃん』

「…せやけど」

『…………』

「…………」

やばい…また険悪な雰囲気だ…