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忠義サイド
今日は早く帰って楓と一緒に寝たかってんけど
思ったより収録が長引いて
帰る頃には2時を過ぎてしもーてた
玄関を開けたら電気やテレビがついていた
起きててくれたんかな…?
「ただいまぁ」
返事がないままリビングに向かえば
楓が座ったまま寝とった
久しぶりに早く帰れそうっていったから
ずっと待っとってくれてんな…
そう思うとすごく愛しく思えて
ぎゅっと抱きしめた…
「っ冷たい!!」
思わず大声で言ってしもた
ヤバッと思って口を押さえた時にはもう遅かった
「ん…忠…よっ」
やっぱり起きちゃったか
「ごめん!ただいま」
話しかけながら楓を抱き上げてベットまで運んだ
「…………うん」
「よいしょっ」
俺も一緒に横になって楓を抱きしめた
「お……かえり…」
「返事遅っ」
「………うっん。」
もしかして寝ぼけてるん?
会話になってへんし…寝ぼけてるよな 笑
う~んと唸って寝返りうとうとしたから
こっちに向けて深い方のキスをしたった
「…んっ……」
「おやすみ!」
抱く手をきつくして眠りについた
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