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「だから待てといっておろう。そう焦らない焦らない!」
先程からハイテンションの真井とは裏腹に、生徒達の表情は固い。
彰一は、これ以上尋ねたところで無駄だと悟ったのか、無言で腰掛けた。
「話を再開しますよ! 爆弾鬼ごっこは、貴方達の大事な命を懸けたゲームです!」
その時、会場内は再びざわめいた。
なんだって……? 命を……懸ける?
ざわめきが止むと、真井は話を続けた。
「爆弾鬼ごっこのルール説明をしましょう!」
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