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「【鬼ごっこ】だと?…」
「いゃ、【隠れんぼ】かもしれませんね~」
「……」
意味のよくわからない言葉を聞いても落ち着きを保つ榛名を見て夢魅は自分の目に狂いは無かったと笑みを零した。
「男どうし二人きりで鬼ごっこする趣味はねぇが、とりあえず教えてくれよ、ゲームのルールをよ…」
「貴方が鬼で私が逃げる側…簡単でしょ?」
それを聞いてか聞かずか榛名は立ち上がり「くだらないな、俺は帰るよ」と出口に足を向けた。
「そうはいきませんねぇ~…」
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