存在…

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「ちゃんと綺麗になってるね~」 唖然とする榛名の前に一人の中年男性が現れた。 「おゃ、あんた達は?」 「エッ…あぁ、すみません勝手に入っちゃって、別に怪しい者じゃないですよ。 直ぐに退散しますから…」 柏那がそうフォローする様に返した。 「いゃ、別に盗られる様な物もないから構わないんだけどね…」 「あんたいま、ちゃんと綺麗になってるって言ったよな? どういう意味なんだ!?」 榛名は中年男性の肩を掴み詰め寄った。
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