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次の朝
4人は昨日の事を気にしながらも部屋につき
食卓を囲んだ
誰も話しもしないまま
梓衣の、お味噌汁を啜う音だけが その空間に響いた。
「ズズズッ‥‥‥」
それを聞いた茨が、すかさず
「きったない音」
そう言って横目で梓衣を睨むようにして見ながら言うと……
「汚いて何や茨っ!!お味噌汁や、うどんはなぁっ音を出して食べるもんやでぇ!」
「アンタさっ羽月や苓羅ちゃん見てみな!!本っ当にアンタはっ」
この二人は毎日こうで
暇があれば喧嘩
仲が良いのか悪いのか
わからないがこうである
「まっまぁまぁ;」
そう言って苓羅が二人をフォローしようとするのだが
「苓羅ちゃんは黙ってて!!」
二人は苓羅を睨みつけるようにして黙っててと同時にして言えば こう続けた
「ほんま腹立ってきたわっごちそうさま!!」
梓衣は昨日の悔しさから、ごちそうさまを言うと 立ち上がって茨を見た
「意味がわからない!!
なんやの梓衣今日はっ本当にこっちまで腹立ってきたっしかも喧嘩売ってくるな!!」
ドスドスと音を響かせながら梓衣は二階へ上がって行った
「何なん?あいつ‥」
茨がそう言った後羽月が口を開く
「ごちそうさま‥‥‥
茨、食器自分が洗っておくから ゆっくりしてて」
彼が そう言った後
茨は顔を真っ赤にしながら微笑んだ。
苓羅と言えば
昨日の事が脳裏に浮かび居たたまれなくなって
「ごっごちそうさまでしたっ私っ出かけてきますね!」
にへらと作り笑いをした後二人に
「行ってきます」
を行って家を出た。
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