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「僕ねっ気持ち悪いんだって!!何もしてないのに真っ暗な押入れに入れられ、罵られ、挙げ句にご飯も、水も飲ませてももらえない時があるんだっ苦しい痛い、どんなに嘆いても母上は僕をっ!!僕怖いんだ、僕は生きていていいのかなって、
弟が憎いっていつの間にか‥‥‥‥」
彼女はそうして言い終わるとボロボロと溢れる涙を隠すように下を向きながら
スンッスンッと鼻を啜った
「璃紅‥‥‥ちゃん!」
何と言っていいのかわからなくなり苓羅はとっさに璃紅を抱きしめ
「貴方の気持ちわかってあげられないかもしれない、だけど私は璃紅ちゃんを愛しているから
そんな悲しい事言わないで」
彼女は璃紅を抱きしめ泣きながら そう言った。
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