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いつも通りに高校へ行き、帰る途中だった
僕はいつも帰りに見ていた廃墟になったマンションが妙に気になった
あまりにも気になってしまい
もしかしたら川を流れる桃も見つけられなかったかもしれない
僕はおもむろにズボンを脱ぐとマンションの中に入っていった
「誰かいませんか…?」
声が聞こえた。
女の子の声だった。
「助けて下さい…出られないんです…」
僕は声の聞こえた部屋「102号室」のドアノブに手をかけた
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