ケンちゃん…

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私の部屋にある窓を見ると、アパートの駐車場・町の灯りが小さく見えるだけの田舎だ。 周囲には数件しか民家はなく普段は物静かな所である。 この近辺が騒がしくなるのは、私の友達が遊びに来るときくらいだろう。  あの日もいつものようにバイトをして家に帰った。携帯電話の時計をふと見てみるともう午後10時30分を過ぎていた。
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