夢うつつ-高杉ver.-

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触れることはない 俺と手前ぇの暗黙の境界 侵すことのできねぇ 夢うつつ。 『またな』 無言を、承諾とうけとり 奴に背をむける。 いつか。 この一本道を走り切って しがらみも 肩書もつまらねぇ 見栄も。 きれいさっぱり消しちまったら。 手前をさらうことができるだろうか。 .
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