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奏輝が言った。
「大丈夫か?無理するなよ?」
「大丈夫!言うから」
と俺は相変わらず奏輝に支えられ俺は勇気だし言った。
「聞いて。俺は…実は生まれつき原因不明な心臓の病気なんだ…原因わからないからいつ発作が起きるかわからない…けど…」
といいかけた時1人のクラスメイトが言った。
「なんだ。持病だったのかぁ!もうびっくりさせんなよ!俺マジびっくりしたぜ」
俺は言った。
「えっ!みんな俺を友達って思ってくれるの?」
するとさっきのクラスメイトが話した。
「そりゃ最初お前が苦しみだしたときはこいつ人に心配してほしいとか目立ちたいとか思ったけど違うなら別だろ?」
俺は嬉しかった。
でも姉ちゃんや奏輝ほど大切な人とは思えなかった。
「煌都!よく言えたな!今日祝いだ!」
と奏輝が言った。
だって俺初めて人に持病の事話したんだから。
奏輝は幼なじみだから当然知ってるけど他は何があっても大丈夫とか言ってごまかしたから…。
「春風君!勇気だして話してくれてありがとう!これからはちゃんと頼っていいよ!学校だけになるけど助けるから」
とクラスの学級委員の女の子が言った。
嬉しかった。
高校で話して助けるって言葉聞いて…
俺は次の日から学校が楽しくなった。
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