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そこに行くと1つだけ席があいていた。
俺はそこにすわった。
そしたら話かけられた。
「ねぇなんでマラソンしないの?あたしはね体調不良なんだ…君は?」
と言われて俺は困った。
言えないもん…言えるはずない。
どう答えようと考えていたら奏輝がきた
「煌都!頑張ってくるな!」
「うん!頑張ってね」
俺は奏輝に言ってそれからあの音聞かないようにしなきゃと耳を塞いだ。
少しマシだった奏輝は手を振って走って行った。
「でさぁ…あたしの話聞いてる?」
すっかり忘れてた…何って言おう…
「あっ何の話だった?」
とごまかして考えた…でてこない…
「もしかしてサボり?」
って聞かれて俺は答えた。
「許可書出さなきゃ休めないよね?無理じゃない?」
すると返事が早い。俺は普通の会話をしてた。
「体調不良なんてその日にならなきゃわかんないじゃん。だから許可書今日出したんでしょ?」
ってサボり決定されてるし…俺は言った。
「出したの昨日だよ?昨日の朝に出したけど?」
と言って後悔した…理由何って聞かれるのがおちだから。
案の定聞かれた…。
「理由は?昨日出すんだから何か理由あるよね?」
俺は戸惑った。心臓がなんて言えないから。
どうしよう…
「ねぇ~何?」
こいつうざいと思った瞬間俺は離れようって思い嘘を言った。
「あっ!ごめん…トイレ行ってくる。」
と言い残し俺は去った。
何とか助かった。
安らぎを感じた瞬間だった…
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