一寸先は闇とは良く言ったもんだと思う。

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ピンチだ…いろんな意味で果てしなく… 「あ、あの…ハルヒ、さん?」 「黙ってきびきび食べる!!」 「い、イエッサー!」 今は時変わって昼休み、会話を聞けば分かると思うがハルヒはご立腹だ。どれぐらい腹が立ってるかと聞かれたらすぐさまエベレストを飛び越してしまう高さだろう。 何故こんなことになったかということを説明するには、時を少々遡る。 時間も大してなかったこともあり朝の会話をあっさりと終えたハルヒと俺は朝のホームルームを終え、普通に授業を受けた。もちろん授業があればその間にちょっとした休み時間があるからハルヒと会話も少ししたが割愛してもいい内容だろう。 ここまでで気になったことと言えば終始ハルヒが妙にウキウキしていて、やはり女装した男の感想の定番がスカートがスースーするってのは間違いじゃないと思ったことだ。 午前の授業を筒がなく消化した俺は弁当を比較的速やかに取り出し、いつものとうり国木田と谷口のところへ向かった。 「おっす」
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