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帰り道を歩いていると、バッティングセンターが見えてきた。
『…暇だし、眠気覚ましに久々にやるか…』
はじめは眠気を持ちながらも、暇つぶしに…と、ゆっくりバッティングセンターへ入っていった。
30分後…。
カキーン!!
はじめのバットがバッティングセンターで鳴り響く。
135キロは出ているボールを軽々と打つ。
「はあ~、いい汗かいた~。
久々にやってみると楽しいもんだな~。
やっぱ野球部入ろっかな~」
そんな独り言をつぶやいていた時だった。
「はっ…離してよ!!」
いきなりバッティングセンター周辺からいきなり大声が聞こえてきた。
「わわっ!!なんだ、一体…」
はじめはその大声に反応して、思わずバッティングセンターを出た。
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