CASE1.「彼女」

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 そして、ただ彼女の悲しみに寄り添っていよう。  彼女は今、ひとりになることが怖くてたまらないはず…それなら、彼女の気が済むまで、ここに居て貰おう…。  今の僕に出来ることは、それくらいしかない…。  そう思い、僕は、あえて明るく彼女に接することにした。
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