第1章

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-ポッケ村はずれ- ポッケ村のはずれには、いくつものの墓標が置かれていた。その中に1つだけ大きな墓があった。それは……。 リーナス「村長………。」 大きな墓の目の前には手を合わせているリーナスがいた。ドンドルマ決戦後、ポッケ村の話を街中で聞き、急いで帰ってきたのだった。 モツヒ「リーナス…。」 リーナスの後ろには、モツヒとドンドルマの決戦で全く役に立たなかったブゥ・ブーオクがいた。 リーナス「モツヒ、とブオーク。」 リーナスは二人の存在に気付いて振り返った。ブーオクの名前を間違いながら。 モツヒ「村長は、私達がギルドナイト本部を向かった直後、ギルバード・ヴァン・デュランダルと戦ったんだって…。」 モツヒは涙を流しながら言った。  
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