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…魔法使い?何言っているんだ?…コイツ頭でも打ったのか?
真は痛い子でも見るような目で女性をジトーと見た。
「…いやん♪そんなに見つめないでです♪そんなに私が綺麗に見えるからってー♪」
女性は頬に手をやり、体をクネクネさせながらそう言った。
「は?…んなはず無いから」
真は肩を落としながらそう言った。
「えっ、そうだったの!…なんだ、ガッカリ~…」
女性はそう言うとショボーンと肩を落とし、地面に膝を付け、指で『の』の字を書き始めた。
えっと…本当に何なんだこの人?
この女性が何しにきたか分からないので真は疲れた。
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