普通の高校生活

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  それから、女性は10分くらいずっと『の』の字を書き続けて、真は黙って見ていた。   駄目だ、これじゃあラチがあかないな…。   真はそう思った。   「…あの、何か俺に用ですか?」   真はとりあえず女性に聞いてみた。   「…あっ、そうだったです。…忘れてたです♪」   そう言うと女性は用を思い出したようで立ち上がり、こちらの方に指をビシッと指しながら言ってきた。
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