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「あのー…クレハ…先生。質問があるのですけど…」
真が聞こうとするとクレハはバツの悪そうな顔になった。
「ん、何ですか?…それからクレハ先生じゃなくて、クレハって呼んで欲しいです。堅苦しく先生付けるの嫌なのです…。だから普通に友達みたく接してです♪」
クレハはそう言うとニコッした。
「あ…あぁ、じゃあそうさせてもらうからな、クレハ」
そう言われ、口調を普段通りに変えた真。
「で、質問って何です?」
クレハがそう聞くと真はさっき思った事を聞いた。
「えっと…その学園って確か魔法学園だったよな?なんで俺みたいな普通の学生をその学園に入れるんだ?」
真は何故、俺なのか?と疑問を思いクレハに聞いた。
「あぁ~…それですね♪それはですね、真君の魔力が高いからですよ♪」
クレハはそう言ったが真はきょとんとした。
「…魔力?」
真は分からないと言うように頭をかしげた。
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