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「そうです♪真君の身体から出ている力…つまり魔力がですね、一般の人よりも高いのです♪真君くらいの魔力だと本来、ウチの学園に入らせるんです♪…ちなみに、他にもこっちの世界から選ばれた生徒もけっこういるですよ♪」
クレハは分かりやすく真にそう説明をした。
「へぇー…そうなんだ…じゃあ、もう1つ、どうやってその【シーク】って言う異世界に行くんだ?」
別世界と言うくらいだから普通に行けると思わなかったので真はそう聞いた。
「あっ、それなら私が来た所から行けるので大丈夫です♪」
クレハはそう言うと真は納得した。
「そうか…じゃあ、いつシークに行くんだ?それと持っていく物とかは?」
真がそう聞くととクレハは資料を捲り、調べた。
「え~と…一応、1週間は準備期間と言う訳なのでその間に自分が必要だと思う物を準備して下さいです。…あっ、あと学園に通ってもらいますので友達とかには別れの言葉は掛けておいて下さいです♪」
クレハはそう言うと真は、名残惜しそうな顔になった。
「あぁ…分かった」
真はそう言った。
「あっ、それから保護者の人にはきちんと説明しておいてです♪」
クレハはそう言うと、話しが終わったので二人は喫茶店を出た。
外に出た後、クレハは1週間後にと言い、別れた。
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