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「…ただいま~…」
真が玄関から家に入ると奈緒がリビングから出てきた。
「おかえり…あらっ?どうしたの?なんか今にも何処かに逝きそうな顔しちゃって」
そう言うと奈緒はフフッ微笑んだ。
…いや、どんな顔だよ?
真は心の中で軽くそう思った。
「…まぁ、なんでもないよ。…それより奈緒さん、ちょっと今から話したい事があるので来て下さい」
そう言うと真はリビングに移動しソファーに座った。後から奈緒も同じくソファーに座った。
「…で、何かしら?」
そう言うと真は口を開いた。
「実は―…」
真は帰り道であった出来事と学園に行くという事を説明した。
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