141人が本棚に入れています
本棚に追加
その頃
シマケン、アキラ、タタヤンの三人は、いつものマクドナルドの2階で、しゃべっていた。
『どう思う?』
ニヤニヤしながらシマケンが言う。
『智哉と陽子~?』
アキラはタバコを吸いながらニヤニヤ聞く。
『はい、今日のうちに
ヤルと思う人!?』
タタヤンが大きな声で多数決をとる。
『はいっ!』
三人とも勢いよく手を上げる。
『あかん、
賭にならんやん!』
シマケンが言うと、三人は笑う。
『って言うか、
智哉て童貞卒業、
いつしたんよ??』
コーラをズルズル言わせながら、アキラが言う。
『中学入ってすぐ、
智哉の学校の、
二個上の先輩の女
…やったんちゃう?』
シマケンが言うと、タタヤンが
『そうそう、あの
めっちゃ美人の
ちょっと
ヤンキーっぽい…』
タタヤンが言うと、アキラが思い出したかの様に、
『あ~おったおった
しばらくよく
智哉と二人で
この辺歩いとったな』
そこでシマケンも負けじと言う。
『俺はその二ヶ月後に
卒業しました😃』
しかし、みんな無視したまま話し続ける。
最初のコメントを投稿しよう!