智哉~13 years old~

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『何て書いてたん?』 サルが煙草を吸いながら智哉に聞く。 智哉は手紙を封筒にも入れずにテキトウにジャンパーのポケットに押し込みながら 『なんか明日  学校終わったら  少し話しよ~って。』 智哉も煙草に火をつけ、公園の滑り台の階段に座る。 『へ~、どうすんの?』 サルはあまり興味なさそうに聞く。 『陽子って可愛い?』 智哉がサルを見ながら聞く。 『あ~…まぁ普通…  よりはちょい上かな  俺はわかんね~けど  陽子好きな奴は  隣のクラスにいるよ』 サルはぼーっと空を見ながら答える。 『ふ~ん、じゃあ明日  面接してみよかな』 智哉はニッと笑って言う。 『面接て~!😃』 サルが笑う。 『お前ら影から  どーせ  覗きに来るやろ?』 智哉が笑いながら言う。 『みんな  そんなん好きよね』 サルはあまり興味なさそうに言う。 『ま、陽子に  伝えといてよ。  明日学校終わったら  お前らの学校まで  迎に行くって』 智哉は煙草を消す。 サルも煙草を消しながら 『了解~。  じゃあまた明日な~』 二人は手を振りそれぞれ家に帰った。
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