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駅までは歩いて5分。
きっとたけちゃんは私より早めに来て待っていてくれる。
少し歩くと駅が見えてきた。
ほらね、やっぱりたけちゃんはいる。
こっちを見て手を振る猛。
花穂は、にっこり笑い手の振る猛の元へと駆け出した。
花「たけちゃん!お待た…せ…」
猛「花穂ーーーっ!!!!」
たけちゃん?
猛「おいっ!大丈夫か?」
あ~またやっちゃった。
私…倒れたんだ。
大切な記念日なのに―…
私も普通の女の子みたいなデートがしたいな…
猛「花穂?花穂?」
また、たけちゃんを心配させちゃっている。
たけちゃんごめんね…
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