75人が本棚に入れています
本棚に追加
ティーナは軽く舌を出したあと小さなぼそぼそとした声で言った。
「この間あった公園での事件しってる?」
「ええ。女性が教われたやつでしょ?」
「そう…それでなにか情報入ってない?」
「…なんのために知りたいの?」
「ん~ちょっと言えないふかーい事情が…エル、お願い!」
ティーナは両手をあわせた。
エルはしばらく考えた後ティーナの耳元に唇を近付けた
「…ふ~っ」
「きゃぁ」
ティーナの髪の毛は逆立、そのまま座りこんだ
「危ないからだぁめ」
聞き取りにくい小さな声だった
「子供が関わることないわ。」 エルはにこっと笑った後本を持ち直し再び歩きだした。
最初のコメントを投稿しよう!