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「師匠ですよね!?
もうビックリさせないでください!死ぬかと!」
涙声で叫び出すティーナを低い声が制止した。
「やっと見つけたぞティーナ…」
その姿は悪魔に見えた。
その姿にティーナは後退る
「え…えっと…その…」
「覚悟はできてんだろうな?」
そう言ってちかづいてくる師匠にティーナはあまりの怖さに動けなくなっていた。
「ぁ…え…なんのでしょうか…」
「なーんでこんな時間にうろついてるのかなぁぁぁぁ?」
青年が指をパキっとならし虫のように動かす。
「ぁ…ぇと…これには…訳が…」
「訳?どんな訳があるのかな?」
悪魔のようにニコリと微笑む師匠にティーナは恐る恐るいった
「ごめんなさい…何もないです。
罰はなんですか…?」
「もちろん…一時間の説教にきまってるじゃないか★」
「…やっぱり…」
その後、一時間その場で説教されティーナの足は再び棒になった
「このバカ!アホ!すっとこどっこい!…チビ!(人にチビって言える日がくるなんて…)」
「はい…おっしゃる通りで…」
ティーナははらわたが煮えくりかえるのを我慢しながらカクカクと頷いた。
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