闇夜からの使者

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コツン 「痛っ」 ティーナが小さく声をあげた 「弱気になってどうする」 「…でも…」 「俺は弱気になるような弟子に育てた覚えはねぇよ」 そういって青年はにっこりと笑った 無器用な言い方だがティーナには伝わってきた。 「よし、帰るか」 その声を聞いてティーナはやっとかと思いながら足を崩した。
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