2人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
身体を突き刺すような雨が降る10月の終わり僕は悲しい花を見たんだ
この季節には似合わない夏の花向日葵僕には決して美しくは見えなかった
独りでぽつり咲いてる向日葵未だ花咲かせる事ができない僕…
二人冷たい雨の中明日の事なんて分からないまま立ちすくむ…
泥にまみれた向日葵雨にも風にも負けないで咲き続ける
綺麗なだけが美しい訳ではない泥にまみれながらも咲き誇るからこそ美しいんだ
咲かす事も諦めたぼくは綺麗でもない泥だらけでもないただ逃げまわるだけ
さぁ咲き誇るために歩いてみよう太陽の光を浴びて向日葵のところまで…
最初のコメントを投稿しよう！