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「・・・・お・・やみ・・よ」
「おせぇ!」
シルは腕を難なくかわし、足に強烈な蹴りを入れた。
『ぐおっ』
巨人はシルの強烈な蹴りに体制を崩し、膝をついた。
「・・今、我・・前・・いる敵・・討・・滅…せ」
『おのれぇ』
巨人はシルに殴りかかった。しかしシルは避けようとも防ごうともしなかった。
「ダークインフェルノ」
『なっ!!しまった』
今までまったく戦闘に参加していなかったリリアから巨人と同じくらいの大きさの黒い球体の塊が巨人に飛んでいった。
『くそっ』
巨人はすでに攻撃の体制に入っていたため、避けることも防ぐことも出来ず、巨人は黒い球体をまともに喰らった。
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