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警察署を出て車の止めてある所まで行く。
ロッド「なんか起こりそうだな…」
空を見上げながらそう言った。灰色に染まる空はこれから起こることを物語っているようだった。
ロッドは車に乗り込むとレノン家に向かっていった。
……………………
レノン家の前に車を停めてインターホンを鳴らす。しばらくして誰かが出る。
「はい」
出たのは女性だった。
ロッド「ユフィ。ロッドだ。開けてくれ」
ユフィ「了解っと」
ユフィがそう言うと同時に門が開いていく。
ロッドは車を中庭に入れ適当な場所に停めた。そして玄関まで歩いていく。
玄関にはユフィが待っていた。
ロッド「久し振り。去年振りか?」
ユフィ「そうだね。お互い忙しくて会える機会なんてなかったもんね。それよりおめでとう。ハルとはよく会うから聞いてるんだよ。一児のパパだね」
ロッド「だな。今日は俺のお袋とハルのお袋が見ていてくれるんだ」
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