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ロッドはハルと結婚して子供に恵まれていた。クロウとエリーもそろそろ籍を入れる予定らしい。
ロッド「ハルはまだか?」
ユフィ「ロッドが一番だよ。そろそろ来ると思うから先上がっといて」
ユフィは先に玄関から家に入って行く。その時ロッドはユフィがまだ左手の薬指に指輪を付けているのを見た。
ロッド「(信じてるんだな。レノンの事を…)」
ロッドはユフィの後ろに付いて家に入っていった。
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ちょうど三年前。ユフィはセントに教団に呼ばれ手紙を渡された。
ユフィ「これは?」
セント「レノンの部屋に置いてあったんです。あなた宛ての手紙ですよ」
ユフィは急いで封を開ける。中にはレノンの家の鍵と手紙が入っていた。
『ユフィ。すまない。まだそっちには帰れてはいないんだな。主任やロッドが俺が殺されたという以外での失踪なら…いや、止めておこう。ユフィ、俺を待つのに疲れたなら忘れてくれて構わない。自分の幸せを優先しろ。だが…俺は君を愛していたよ』
ユフィは泣き崩れた。やはりレノンはレノンだと思いながら。
いつか必ず現れると思いユフィはその日からレノンを待ち続けている。
ユフィ「(私の幸せ?いい加減気付いてよ。私はあなたじゃなきゃダメなんだよ。レノン?あなたを私は待ち続けるよ)」
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