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突然、春香を愛してたことに気づいたオレ
泣きながら気持ちを伝える
「春香…オレ…春香が好き…
春香が死ななくてよかった…」
「…嬉しい…私も…あなたが大好きです…健太」
泣きながら気持ちを伝えあうオレ達
しばらくしてから抱き合うのをやめて、また歩きだした
また、無言で
でも、2人の表情は、悲しみの中に少し、幸せが混じってる
車やバイクの音が、少しうるさく聞こえた
オレんち到着
春香に謝る
ちょっぴり困った顔で春香は
「もういいってば。
健太がいてくれたらそれでいいよ」
と言ってくれた
その後、春香は帰って行った
ところで、オレんちはすごくせまい
ドアを開けたら寝室だ
布団1つと、テレビにキッチン、風呂と洗濯機しか置くスペースがない
オレは布団に座り込み、春香に、謝罪と感謝を込めて
「ごめん」
とつぶやいた
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