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その頃の健太 「暇だ…暇すぎる…」 赤く、燃えるような夕日が病室に差し込んでいる 電気をつけなくても明るいんだけど、健太はビビって電気をつける 「ていうか…何で病院のカーテンが暗幕なんだ…」 1人言言わなきゃ暇で仕方がない… ガラララララ 病室のドアが開く … 「何で須藤が来んの?」 ※須藤とは、須藤 愛子のこと 「いや、春香がちょっと病院行くの遅れることを伝えにきた」 「そっか。サンキューな」 「…」 無言で暗幕を閉める愛子 い…嫌な予感… 暗幕、オレの届かないとこにあるからなぁ… 腹が折れてるオレは、絶対に暗幕開けれないしな… カチッ … うわ…真っ暗だ… 「わわわわ…電気つけてよ須藤~」 「いやよ♪」 不適に笑ってる愛子
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