1章 出会い

8/15
前へ
/107ページ
次へ
今の一撃で分かる、相当な腕力だ、リオはそう思った。 リオはレイと反対側から飛び出した。 広く開けた場所にシビレ罠(踏んだものをシビレさせて自由を奪う罠)を設置する。 そろそろ閃光玉の効果も切れる、 リオは素早く矢をつがえ、放つ、それは堅い甲殻に弾かれた、ダメージを与えるつもりで放ったわけではない。 リオレウスにこちらの存在を知らしめるために放ったのだ。 案の定、リオレウスはこちらに向き直り突進する! リオレウスは罠に気付かずそれを踏んだ。 その瞬間リオレウスの体が激しく痙攣する! 「ナイス!リオ!」 レイがそう言って駆け寄り、剣を構え、力を蓄める。 そして、その力は一気に解き放たれる!! その一撃は動けないリオレウスの尻尾に当たり、切断した!!
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

453人が本棚に入れています
本棚に追加