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「ねぇ…」
「なぁ…」
と、レイとリオの声が同時に被った。
「あぁ…何?」
驚き、一瞬たじろいだがレイはその場を譲った。
「いや、その…ちょっと提案があって」
「提案?」
「あぁ、その……これからも一緒に狩りに出ないかって…」
リオが続ける。
「いや、別に嫌ならいいんだが…」
「やっぱりね」
レイが言う。
「そう言うと思った」
「えっ?」
「実は、私もそう言おうとしてたの」
リオは少し意外そうな顔をする。
「さっきの狩りで確信した、やっぱり私たち気が合いそうね」
それを言うとリオはわずかな笑みをこぼして、
「かもな」
と言った。
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